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終末のワルキューレ7巻 感想(ネタバレあり)

終末のワルキューレ7巻を読み終わりました。ネタバレ注意

 信じてはもらえないかもしれませんが、ジャックの神器が手袋なんじゃないかとは5巻くらいから思っていました。私はfate/zeroバーサーカーが好きで、彼も持ったものすべて宝具化させるという宝具を所持していましたからね。なんとなくですが親近感を覚えたのです。予想は当たり、彼の武器は手袋でした

一方のヘラクレスですが最終形がまさかの合体。ケルベロスと合体するとは、これはやられました。そして精神力の強さ。なんか回想で老婆を生き埋めにしていた(これが一番驚いた)ジャックをそれでも愛しますとは。いやジャックではなく人類そのものか。でも、人類悪と呼ばれるジャックも入っていますので、やはり清濁併せ呑むというか、人って嫌な所がたくさんあるけれど、それでも好きだ。と言ってくれるヘラクレス。彼に人望があるのも納得です。どんな人間にも好きだって言ってくれる人がいるんですね。

この戦いは両者とも好きなのですが、最後には人類悪と蔑まれ、ブリュンヒルデには一番嫌いと言われ、相方であるはずのワルキューレ、フレックには拒否され、大多数の人を含む観客がヘラクレスを応援する中、ボロボロになりながらも戦いきったジャックに軍配が上がりました。ヘラクレスもそうですが、両者、見事な勝負でした

前の感想にも書きましたが、もし二人が戦いとか関係なく出会う世界線があれば、ぜひバラ園でのんびりお茶をしてほしいです

最後に、アンがとても格好良かったです。ヘラクレスを除けば彼女が一番のジャックの理解者なのでしょうね